例年、世代を超えた触れ合いと地域活性化を図るため、「しただふるさと祭り」を開催しておりましたが、昨年・本年と新型コロナウイルスの感染拡大により開催を断念しておりました。
そんな状況の中、下田商工会青年部の坂井亮太部長を中心に「下田地域の皆さんを元気付けたい」という思いを元に「新型コロナウイルス感染症収束祈願花火」打ち上げが形になりました。しただふるさと祭り渡辺定一会長の後押しもあり、花火打ち上げに関して気持ちが一つになりました。
今回、坂井青年部長にお話しを聞いたのでご紹介したいと思います。
現在、新型コロナウイルスの感染状況は新潟県でも徐々に増えており、収束にはまだ程遠い段階ではありますが、下田地域の皆さんは毎年の「しただふるさと祭り」、そして、そのフィナーレを飾る「花火」を楽しみにしていたと思います。
私自身も下田のお祭りと花火があることで、下田の夏を感じていました。
昨年に引き続き今年も、この様な状況下なので人を集めるお祭りの開催は出来ませんでした。
「新型コロナ禍の中で何か自分たちで出来る事、地域住民の皆さんに貢献できる事はないのか?」と、
商工会青年部の皆や、商工会長、副会長、局長と昨年からずっと話し合いを重ねて来ました。
そこで私達が出した結論としては、「毎年しただふるさと祭りのフィナーレを飾っている花火を打ち上げることで下田郷を盛り上げたい」と皆の気持ちが一つになりました。
夏に花火が打ち上がれば皆さん嬉しいと思いますし、新型コロナ禍前の元気な状況を思い出すと思います。
花火を見た皆さんが、少しでも元気になり、目標を持ってもらえたらと思い、今回「新型コロナウイルス感染症収束祈願花火」を実施することになりました。
この花火は、皆の想いが一つになった象徴だと感じています。
今回の花火打ち上げに関して、多くの方々から協賛金を頂きまして、280万に達することができました。
これだけ下田を想う人達の気持ちが集まっているのだと思うと、花火一発一発に皆さんの気持ちがこもっているのだなと感じます。
今回、私達の趣旨に賛同して協力してくださった皆様、また、下田地域にお住まいの皆様、まだまだ苦しい状況は続きますが、新型コロナに負けないで、気持ちを一つに一緒に乗り越えましょう!
下田商工会青年部長(しただふるさと祭り企画委員長)
坂井 亮太