Interview 若杉 利行

しただの人物

このページではしただで活躍し、しただを愛する人々がどの様な考えを持ち、地域に貢献しているかをご紹介いたします。

農事組合法人 ならやま代表理事 若杉 利行

楢山集落のメンバーと平成19 年設立。
循環型農業で安心・安全な米を生産し県内外から広く好評を得ている。

Q1. あなたが伝えたい下田愛は?

先人が培ってきた大地と農業の在り方

まず、下田のお米は本当に美味しいです。下田は中山間地域で農業の生産条件が平野部に比べ不利ですが、景観の美しさが示すように「水・空気」が非常に綺麗です。

これは何故かと言えば、私達のご先祖様が下田の大地を農業を通じて守ってきてくれたから。

今、私たちが農業に従事し、美味しいお米を頂けるのも代々大切に受け継がれてきた大地と農業があるからです。下田の大地は農業を続けて行かなければ荒れてしまいます。

下田の大地と農業が今の下田を支える大事なものだと感じています。

Q2. 下田での活動を教えて下さい。

下田米のブランド化と集落活動への貢献

現在、新潟県畜産研究センターさんとのコラボレーションで、地域内循環型農業に取り組んでいます。これは、楢山のお米を牛の飼料とし、それを肥料とする。

これが自然の肥料となり地力が増し、人にも自然にも優しく、美味しいお米になるというものです。また、天日干し・自然乾燥の「はざかけ米」を販売するなど下田産米のブランド化にも尽力をしています。

集落活動にも力を入れ、秋餅の主催や盆踊りの集落行事を通じたコミュニケーションの場づくりにも貢献しています。

Q3. 下田のオススメを教えて下さい。

下田住民の「人柄」

米とサツマイモもオススメですが、下田のオススメは何と言ってもこの土地に住む人々の「人柄」ですね。初めて会った人に対しても分け隔てなく接してくれます。集落同士の仲も良好でご近所さんの家系図にも詳しかったりします。

場所だと「楢山一本桜」がオススメで、毎年、残雪の粟ケ岳をバックにみごとな花を咲かせます。濃いピンクの花が満開となる頃には、多くの人が訪れサクラを楽しんでいますよ。

近くにご夫婦で手作り陶器を作っている「みひろ窯」さんと言う工房があるのですが、その窓から眺めるのが特に最高で、一枚の絵画のようです。

はざかけ
昔ながらの「はざかけ」の様子。ゆっくりと天日で乾燥させたお米はお米の旨みや粘りが増し、風味豊かなお米になる。
楢山餅つき
収穫を祝うお祭り「秋餅」当日は子供達と大きな臼で餅をつく。つきたてのお餅は集落の人にふるまい喜ばれている。
農事組合法人 ならやま
〒955-0144 新潟県三条市( 旧下田村) 楢山529 番地
TEL 0256-46-3626  FAX 0256-46-3626
http://narayama.biz
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